現在わたしは第8次"本気でもう仕事ムリかも。。。バッド期"に入っているところだ。
今年の目標として手元資金5,000万円達成するまで生き残るぞ!と決意した矢先、
早くも仕事のストレスで爆発しそうになっていた今日この頃。
昨日も金曜の夕方なのに、チームのメンバーが自分の思った通りに動いていないことや自分の英会話力・全体をまわしていく能力のなさにイライラと憂鬱が止まりませんでした。
久しぶりに机をガチで殴ってました。
仕事のストレスでやられそうになるたびにいつも醜い負の感情が頭の95%を占める
「なんでおれこんなとこ(米国)に来てんだろう。。。おれにこんなんできるわけないやん」とか、
「(責任感のない現地スタッフの」仕事ぶりに対して)こいつ絶対にクビにしたる。。。日系だからまだクビになってねーだけだぞコノヤロー。これがバキバキの米国企業ならてめーなんて秒で(ピーピーピー)されてんぞボケ!」
「自分が英語ぺらだったら、こいつらにあんな風にこんな風にドギツイことを言ってボコボコに論破してやりたい」
とか、やたら攻撃的な思考になる自分。本当に自分が嫌になる。
ストレスの原因
最近ストレスが異常に高まっている主たる要因というのが、自身の担当案件内にちょっとした不正が生じていることを確信しだしたことがきっかけだ。
業務上のことなので細かなことは言えないが、恐らく取引先企業側でやらかしてる感じだ。そして意図的にやっているであろうことも担当の私はほぼ確信している。
以前から現地スタッフらは感覚ベースでこいつら(取引先)は怪しい!絶対なんかやってんぞ!みたいな感じだったが、米人は雑なので完全に周囲を説得できるだけの材料を揃えられていない状況(かつ日系的なことなかれ対応)が続いていた。
会社としてはもう失敗した案件という扱いなので、あまりまともな人材を張り付けていなかったことも要因である。
私もきっとそういう扱いで本件を担当することになったのであろう。
私の上司は日々コンプラを口酸っぱく周知している方なので、
私はさっさと起こっていることをエビデンスも出してとりあえず報告した。
恐らくこの不正が単発ではなく、過去から継続的に続いているであろうということも報告した。
正直上司も困っただろう、あまり聞きたくはなかっただろう。
「カーッ!面倒くせー話持ってきやがって」てな感じがめちゃ伝わってきた。
分かる、分かるよ。
恐らくこの不正規模は会社のビジネス規模からみると大したものではない(といっても少なく見積もっても数千万~クラス、過去から継続しているとすれば億円単位)。
しかしながら、もし本件を深堀し上記の不正懸念が公に確認されてしまえば、一応おもてに出さねばならなくなるし、ガバナンス強化を長らくうたっている手前、
本社もリスク事案として形式上厳格に対応せざるを得なくなる(正直どうでもいい案件なのに)。
またここは米国なので、先方に明らかな重過失があるとしてもこのパートナー企業は当然ディフェンスするためにふざけた抗弁をしてくるし、弊社との間で係争に発展する可能性もかーなり高い。
その間一緒に取り組んでいるビジネスも少なからず影響を受けるであろう。
客観的にどう考えても普通にこっちが有利だと思うが、弊社は米国での係争経験が少ないためめちゃくちゃビビる。
最終的に係争に勝つにしても長期間会社のリソースがそこに奪われることは当然避けたい。
なので正直私の上司らは、問題が事実だったとしてもなんとか"ことなかれ"で穏便にすます方法を考えたいようである。
まさに日本的な、先送り・ことなかれ主義対応、
かっこよく言えば"武士はむやみやたらに刀を抜くべきでないでござる"、みたいな。
大人の事情と当たり前の正義のはざま
当然私もいい年なので、上記のような大人の事情や、必ずしも正論だけで物事が進むわけではないことを全く分かっていないわけではない。
なんでもかんでも表に出して騒げばよいとは思わない、清濁併せ呑む状況というのはこれまでも少なからず見てきた。なのでかなり慎重に資料や経緯を観察してきた。
上記踏まえても、本件は絶対に見過ごしてはならん内容・金額規模であると思ったし、
担当者の立場からはこのような不正っぽいことを見つけてスルーすることは自分のリスクになるだけなので、とりあえず整理して上司に報告した。
結果この行動によって死ぬほど仕事の負担が増えた。
今までの数倍気を張ってお金の流れをチェックしなければならず、雑なパートナーはいつも通り雑に金を使うので逐一疑いだすと正直どれだけ労力があっても足りないような状況だ。
しかしオフィシャルに不正の事実を確認するまでは、膨大なプロセスを何とか自分がやりきるしかない。
なぜ私がバカを見るのか
きっと大昔からこういう事例は色んな企業内であったと思うし、今もあると思う。
なんかこう、あってはならないことを発見して報告した自分が結果上司や会社から面倒くさいの見つけてきやがって、てな感じに思われてる感があり相当気に食わなかった。
まあ自分の運が悪いといえばそれまでの話なんだけど、
なんで下っ端の自分が不正が見つかった後の会社全体の対応コストや労力まで考えないといけないわけ?
そこまで計算しないとおかしなことを業務内で見つけても気軽に相談できないわけ?
海外ビジネスにおいてこそ、こういう不正リスクにはより敏感になるべきなんじゃないの?
誠実にリスクを報告する人のインセンティブないやん。
この仕事を仕込んだ奴はもうとっくに会社を去っちゃってるし。
まあとにかく、自分はこの不正に確信があるので、報告者として責任もって会社が判断できるまでの事実整理をやり遂げようと思う。がっつり上司も巻き込んだる。
だから早く日本に帰りたかったんだよ。。。
まじ半沢○樹みたいな気分の今日この頃。
おわり