最近娘の持病が分かった。
幼児には珍しいかつ原因不明の難病とのことだった(膠原病の一種)
難病というのは「明確な治療方法が確立していない病気」、という定義だそうだ
はじめて診断内容を聞いたとき奥さんは奥さんはショックで泣いていたが、
私はお母さんと違ってわりと冷静で、診断されたどんな病気なのか、医師に
いろいろと質問していた
自分で調べたり専門医の話を聞いたりしていると、全体の半数の人が寛解(薬を飲まずとも病気が抑えられている)状態になっており、予後が良くない方でも薬を服薬しながら普通に学校に行ったり仕事をしたりできる、ということが分かった。
(この病気はいまいちどんな症状が出るのか、というところが分かりにくく、再燃すると発熱が継続する、という話しかないのでいまいち深刻さが分かりにくいというのが正直なところ)。
原因不明の小児難病というのでかなりビビったが、思ったほど深刻でもなさそうで少し安心した。
ずばりいま悩んでいるのは仕事のキャリアのほうだ。
海外赴任直前で娘の持病が分かるなんて、人生何があるかわかりませんな。
娘の持病が分かった瞬間に家族帯同での海外赴任は難しいだろうな、と思った。
おれは単身海外赴任するべきか?という問題である。
これまですでに3年間の単身赴任生活を送っている(月2回は週末に帰っていた)
今回病気が分かった娘に至っては、生まれてからまだ1度も同居の状態になったことがない
感情的には、、当然家族のそばにいたい、こういう時に傍にいれなくて何が家族か!という心境
何なら仕事を辞めてしばらく家族のそばで生活するスタイルに切り替えることを真剣に悩んだ
幸い不動産からの収入で生活できないことはない水準のキャッシュフローもあるし、貯蓄も3千万円くらいたまっているので1年くらいプラプラしていてもなんとかなるのだ。
むしろいつこのような事態(リーマン退職検討)が生じても対応できるようにおれは投資と貯蓄、そして本業を頑張ってきていたのだが、、、
同時にここでキャリアを止めていいのか?という悩みが頭をもたげる
娘はいまも入院中だが、徐々に投薬を減らしている中でも普通に元気そうで、退院後の通院は月に1回程度だそうだ。服用するステロイドの副作用で高脂血症になりやすいので、食生活などに気を使う必要があるが、それ以外は基本的に普通の生活を送れるそうだ。
そうなると正直、
「仕事辞めてまでおれが家族の傍にいたほうが良いのだろうか?」
「家族は今嫁実家に身を寄せていて生活に馴染んできている。おれがいなくてもしっかりお金を稼いで家族に渡せていれば、そちらのほうがよっぽど家族(妻や妻の両親)は安心するのではなかろうか」
「今まで全く家事などの手伝いをしていない俺が、中途半端に家にいてどんな貢献ができるんだろうか(正直自信がない)」
「一応海外赴任だけ経験出来たらいつでも仕事を辞めて帰るつもり(リーマンとしての十分な経験値獲得とある程度貯蓄ができる)」
相反する意見が俺を悩ませるが、まずは娘が退院するまではサポートするしかないね。
家族と話し合う以外ない。
仕事もテレワークなのに超激務で頭が狂いそうだ、娘と息子のサポーしたいのに気持ちに余裕がでない、会社にも早く方向性を伝えなくちゃならない(海外赴任の方向性)
早くこのハードモード期間が終わってほしい
ホワイトカラー労働者が時間と場所に縛られる時代がもうすぐ終わりそうだ
今日はここまで