アメリカ駐在生活 はやく日本へ帰りたい

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アメリカ駐在生活 442日目 海外駐在の目的、再確認

 

海外駐在、本来の目標



新たな悩み

 

駐在生活もはや1年2か月、当初は1年なんてMission Impossibleのつもりだったが、ほんと息してご飯食べてるだけであっという間に時間って経つもんですね。

 

一年頑張れたことは嬉しいことなんだけど、複雑なのは1年たっても大して言葉も上達しておらず、いまだ現地での自分の存在価値が見いだせていないことだね。まあ自分がぼーっとしてただけなんだけど。

 

 

最近悩むのは、言葉がちょっとわかるようになっても、業務上の自分の専門分野/Specialityってものが何なのか、よくわからず苦しんでしまうということ。

 

いまだに初対面の挨拶時に自分の役割説明に悩む。

 

 

 

ぱっと見のイメージだが、アメリカで大卒で働く人たちはほぼみんな何らかの専門領域をもっており、その分野においての責任・裁量が少なくとも表面上パっきりと明確化されているように見える。

 

 

日本の会社でも当たり前のことのように思えるが、日本のゼネラリスト慣行の下では、必ずしも部門のトップがその分野の実務に精通しているとは限らない。

 

 

実質的に責任者の仕事を部下の人たちがやる、責任者が形式上その内容を報告する、みたいなスタイルですよね。

 

このような専門分野内で経験を積み、プロフェッショナル(下から上へ)となることがシンプルにポジションと収入に直結していくようだ。

 

 

なのでその分野の責任者は基本的に実務に精通しており、明確な指示が出せるようだ。日本のように部門長が実務を経験したことがないとか、「ええ!それヒラの私がやるんですか!?」みたいなことは基本的になさそう(間違ってたらすんません)。

 

かたや典型的日系/文系/ボンクラ会社員の自分は、Accounting・Financeに精通しているでもなければ、Legalでもないし、Engineerでもない。

もちろんMBAホルダーでもないし、一つのプロジェクトをマネジメントするような大それた経験はもちろんない。

 

国内では日本のほんの一部の業界でしか成り立たないような泥臭い営業と社内説明用のパワポ作成、稟議作成しかやったことがないウルトラドメスティック人材である。

 

アメリカどころか他の日系企業に行っても売りになる経験はない。

 

上記のことから、自身の(仕事上の)バックボーン・アイデンティティについて考える機会が増え、

 

シンプルにもっと勉強して何らかの分野でプロフェッショナルといえるようにならねば!と焦り散らかしている今日この頃。

 

典型的な日本型雇用とのギャップからくる悩みですね。

 

まあ、どっちがいいのかは正直わからないが、こういうことを肌で感じられただけでも僕にとっては十分な海外経験ですわ。

 

海外駐在の目的

 

そもそもなんでこんな自分が海外駐在を受けたのかというと、理由はいたってシンプルで、

 

ずばり"給料増える!お金がたまる!"からです。

 

 

私のような無能でも、ただ駐在員になるだけで給与は国内の1.7倍くらいになり、住居費も不要になる(それでも米国では決して余裕のある生活ができるわけではないけど)。

 

 

私の人生前半の目標は、好きな不動産投資で生活のすべてが賄える状態を実現することである(ネットCF 700-800千円/月の実現)。

 

 

これに一歩でも早く近づけると考えたからであって、もともと海外志向であったわけでもなければ、留学経験があるとかのバックグラウンドがあったわけでもない。これ以上でも以下でもない。

 

ただ単にもっと給料増やしたい!限られた会社員期間の収益を最大化しておきたい!という」だけの理由である。

 

自由の切符へ近づいている、と考えてみる

 

実際アメリカではたいして娯楽がなく、友達もほぼいないのでお金はよく貯まる。

 

この一年で800万円くらい手元預金は増えた(不動産投資のキャッシュフローを含めて)。順調にいけばあと1年半で5000万円は貯まるであろう(ぼくが途中で鬱とかでドロップアウトしない限り)。これに加えて十分な不動産の含み益もできているだろう。

 

そうなったら地元に帰って、のんびりコーヒー飲みながら過ごして自分の趣味のビジネス、不動産投資を法人化するんだ。週休4日で自分(と家族)のためのビジネスに集中するんだ。地元の友達とだらだら飲み会とかバンドとかしたい。

 

これが僕のあっさーーーい人生目標の一つだ。

 

本来の目的を思い出せば、今アメリカで苦しんでいることは大した苦労ではないような気がしてくる。

 

おれの目的はアメリカ人になることでもなければ、英語ぺらぺらになって世界で活躍することでもない。

 

おれは単純に、小さな自分の人生の自由を手にするために、自由の国で辛抱して働いているんだ!

 

ほかの人に何と思われようが知ったこっちゃない、行けるところまで行ってやる!

 

自分にとって限られたかけがえのない人生、二度と会社員なんぞするもんか。

 

 

 

あ、なんかブログ書いてたらやる気が出てきた気がする(笑)

 

 

 

もう少しだけ、もう少しだけ、

 

 

アメリカに入れるように英語と専門の勉強、がんばってみよっかな。。。

ちょっとMBA申し込んでくる。

 

 

 

終わり